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フジプロニュース 3月号 2016.3.1

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●フジプロ エネルギーと暮らしのコラム

 2011年3月11日に発生した東日本大震災は、自然災害の恐ろしさを私たちに強く知らしめました。あれから5年。

復旧復興はまだまだ道半ばという声もある一方で、大災害の記憶の風化も心配されています。多大な犠牲を払って得た教訓を忘れずに、いつ起こるかわからない自然災害に対する備えを整えていきましょう。

「もっと知ってほしいLPガスのこと」もご参考に



フジプロはENEOSでんきの正規取扱代理店です。

 

地震への備え ポイントは

地震への備えとしては (1)大地震が来たらまず身の安全の確保 (2)建物のリスク確認と室内事故防止 (3)緊急時の連絡方法を決めるなど、日ごろから家族で大災害時の対応を決めておくこと……がポイントです。

昔から言われた「火の始末」は、揺れが収まってから。揺れている最中に火気に近づくのはかえって危険です。現在の暖房機やガスコンロは、揺れを検知すると自動的に停止する安全装置付きが大半ですから、揺れが収まってからの確認で大丈夫です。もちろん、調理中であればコンロの火は切りましょう。

建物のリスク確認では耐震診断や周辺の津波や液状化被害の可能性などを調べておきましょう。リスクに応じた保険の見直しも大切です。室内は家具の転倒防止など日頃のチェックも大切。また、「災害時伝言ダイヤル」の利用方法や「帰宅難民」になった際、ならないための対応なども、家族で話し合っておきましょう。

LPガスは災害に強い

フジプロでは、すべてのご家庭にマイコンメータを取り付けています。マイコンメータは震度5で自動的にガスを遮断します。揺れが収まり、安全を確認した後は、手動で復帰できます。マイコンメータの復帰操作はこちらへ。

マイコンメータは地震の揺れだけでなく、以下の場合もガスをストップさせます。

◎ガスの消し忘れなど一定時間以上の使用が認められたとき。
◎ガス配管の破損など配管内部の圧力が低下したとき。
◎未使用のガス栓を誤開放したりガスが不自然に大量流出したとき。

ところで、LPガスは、災害時に病院・避難所等の緊急調達に即応できる燃料として、LPガス協会と神奈川県ほか多くの市・町との間に「LPガスの調達に関する協定」が結ばれています。いざというときには、要請に応じて速やかにガスを供給できる支援体制が取られています。

  LPガスは都市ガスや電力などとは異なり、容器に充填し各戸に配送する「分散型エネルギー」です。災害後も個別点検で使用再開でき、異常があった場合も迅速に復旧させることができますので、ご家庭はもちろん、避難所など公共性の高い施設でも有用性が高いエネルギーです。万一ライフラインが止まっても、50kg容器(ボンベ)半分の残量があれば、一般家庭で約1か月分使用できます。

東日本大震災のときLPガスは、都市ガスより12日、電力より58日間も早く完全復旧を遂げました。

※LPガスについて詳しくなったら、「LPガス検定」(http://lpgaskentei.jp/)に挑戦してみてください。

(資料出所・CFC)

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