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フジプロ💛住まいと暮らしの安心情報 
リフォーム編 6月号 2018.06.01

 / 5月号 

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●浴室のリフォーム

6月はじめじめとした梅雨の季節です。梅雨入り前に降る長雨を「走り梅雨」、梅雨明け後に降る雨を「戻り梅雨」と呼ぶことからも、カラッと晴れるのはもう少し後になりそうですね。

今月は浴室のリフォームのお話です。

日本人にとって浴室は、単に体を洗う場所ではありません。ゆったりと浴槽に浸かって一日の疲れをとったり、冷えた体を温めたり、時には精神を落ち着かせるために入ったりもします。

心身ともに癒やされる空間でもある浴室について、最近のリフォーム傾向を紹介しましょう。

 

リフォームで節水効果を高めましょう

家庭における水の使用量で最も多いのはトイレ家庭で使う水の使用量の4分の1はお風呂です。浴槽にためるお湯の量を少なくすれば節水になりますが、「お風呂に入るなら全身しっかりとお湯に浸かりたい」という人も多いはずです。

お湯の量を減らしつつ浴槽の上のほうまでお湯で満たすために考え出されたのが、水をいれたペットボトルをお風呂に浮かべて「お湯のかさ」を増やす裏ワザ。しかしペットボトルが何本も浮かんでいたのでは、せっかくお風呂に入っても癒やされません。

そこでリフォームの際におすすめしたいのが体のラインにそった形のバスタブです。余分なスペースがない分、節水効果が期待できます。

浴室が快適な「癒しの空間」に

浴室のリフォームというと、まずは浴槽。足がのばせるサイズのものに変えてはいかがでしょうか。

体を洗い流すシャワーは、水圧が低かったり温度調整がしづらかったりするとストレスになります。シャワーヘッドを交換するだけでも水圧が安定し、節水にもつながります。

浴室全体では、乾燥機能をつけると洗濯物を干すのに便利ですし、カビを防ぐこともできます。さらに暖房機能もあれば、寒い冬でも暖かく快適なバスタイムを過ごせるでしょう。

 

意外とこわい「ヒートショック」を防ぐには

冬の時期に浴室で起きやすい「ヒートショック」という現象をご存知でしょうか。これは急激な温度変化により血圧や脈拍が大きく変動する状態です。ヒートショックは脳出血や脳こうそく、心筋梗塞など、命に関わる疾患を引き起こし、年間1万人もの人が亡くなっています。

ヒートショックの原因となる「温度差」をなくすために有効なのが、浴室の暖房機能。脱衣所とお風呂場の両方を暖かくして体への負担を少なくします。

 

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(資料出所/CFCほか)


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