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フジプロ💛住まいと暮らしの安心情報 
リフォーム編 12月号 2018.12.01

 / 11月号 

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●防犯のためのリフォーム(2)

年末年始は人の出入りが多くなったり、帰省や家族全員の旅行などで留守にしたりと、空き巣に狙われやすい時期です。

前月に続いて今月も防犯を目的としたリフォームの話です。空き巣は玄関からだけではなく、庭からも侵入してきます。そこで玄関以外の防犯対策とリフォームについて紹介しましょう。

最も用心すべきは窓

空き巣の侵入経路は7割が窓からと言われています。クレセント錠の回りのガラスを破壊し、カギを回して窓を開けて入り込むのです。最近はガスバーナーを使ってガラスを炙るなど、音を立てずに侵入する手口も増えているようです。

窓から入られないようにするには、複層タイプの防犯ガラスや堅牢な格子をつけるのがよいでしょう。振動アラームも効果的です。

また、トイレなどの小さい窓や2階の窓のカギを開けていませんか。どんな小さな窓でも空き巣に狙われる可能性があるので、必ず施錠しましょう。

空き巣対策に塀は必要です

塀は空き巣対策という観点で設置することが大切です。塀やフェンスは簡単に飛び越えることができない高さのもの、上部分に「返し」があるものにしましょう。デザインが良くても、飾り部分が足場になってしまうような塀は避けてください。

万が一入られてしまった場合の対策として、塀の内側や隣の家との境には歩くと音が鳴るように石を敷き詰めるのも良いでしょう。

 

門の防犯対策も忘れずに

門も塀と同じで、高さのある見通しの良いデザインのものにしましょう。

忘れがちなのが郵便ポストへの対策。郵便物を抜き取られて、さまざまな個人情報を盗まれてしまうケースも増えています。盗難防止機能のある郵便ポストの設置を検討してください。

すぐにできて意外と効き目があるのが「防犯カメラ作動中」「警報器設置」「猛犬注意」などのステッカーや貼り紙です。犬を飼っていなくても各種装置がなくても、貼ってあるだけで空き巣の抑止効果があります。

いずれの対策に関しても言えることは、空き巣に「この家は侵入が難しそうだ」と第一印象で思わせること。空き巣にしてみると、侵入に時間がかかりそうな家をわざわざ選んだりはしません。

それでも敷地内に入られてしまった場合に備えて、家の設備面の防犯対策をしておきましょう。また、普段からきちんと施錠するように心がけるなど、家族の防犯意識も高めることが大切です。

 

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(資料出所/CFCほか)


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