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フジプロ💛住まいと暮らしの安心情報 
リフォーム編 4月号 2019.04.01

 / 3月号 

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●住まいのチェックポイント【省エネ】

ご家庭では、どのような省エネができるでしょうか? 給湯、冷房、暖房、また照明や家電品など、それぞれの場合をご紹介します。


給湯での省エネ

家庭でのエネルギー消費の3分の1が給湯用。省エネを図るには、給湯機器を貯湯式から保温ロスのない瞬間式に、燃焼性能のいい高効率型に、そして浴槽を断熱型に替えることがポイントになります。すると、給湯機器は瞬間式で排熱も利用するエコジョーズ、電気ヒートポンプとガス給湯の良さを活かしたハイブリッド給湯、浴槽は冷めにくい“魔法瓶型”がオススメです。

冷房での省エネ

エアコンは年々省エネ性能が良くなっています。冷房電力を抑えるには、部屋の大きさに合ったものにする、APF(通年エネルギー消費効率)、省エネ性能(統一省エネラベル表示、★が多いほど高評価)の優れたものを選ぶのがポイント。

また、冷房温度を28度Cにする、必要なときだけつける、部屋をカーテンなどで断熱するといった使い方も大切です。

 

暖房での省エネ

暖房を効率良く行うには、省エネに優れた暖房機器を使用することと、暖房効果を維持するため適切な断熱が必要となります(冷房でも同じ)。

暖房機器は統一省エネラベルの多段階評価を受けている商品が目安です。★は達成率100%未満、★★は達成率100%以上、★★★は107%以上。★数の多い商品を選べば、省エネ度が高まります。

断熱は外気に接する壁・床・天井と開口部で断熱性能等級の高い製品を選びます。すると、結露も防げます。

 

照明での省エネ

照明器具は、用途(特性)、消費電力、寿命、販売価格の4条件で選びます。消費電力は電球なら白熱電球→電球型蛍光灯→LED電球に、蛍光灯なら従来型(FLR)→Hf型(インバータ)→LED型(発光ダイオード)やCCFL型(冷陰極管)にすれば少なくてすみます。価格は高めになってきますが、寿命も長くなるので、結果として割安になると言えます。

従来からの蛍光灯と白熱灯を使い続けるのはオススメできませんが、それでも蛍光灯は、購入費は白熱灯よりも高いものの、実際の使用費が安くすむうえに使用寿命も長いのでトータルでみると経済的です。ただし頻繁につけたり消したりすると大量に消耗してしまうので、場所によって白熱灯との使い分けが効果的です。

ちなみに、蛍光灯は同じW(ワット)数の白熱灯よりも明るく、広範囲を明るく照らすことができるので作業スペースなどでの使用に適します。白熱灯は陰影や立体感が出るので演出効果を出したい場所に適します。また十分な明るさになるまでにやや時間がかかる蛍光灯と比べ、瞬時に点灯します。

 

家電品での省エネ

家電製品は、一般に機種が新しいほど省エネ性が高まっています。買い替えを先送りにしている間に光熱費で損をしていた…ということにならないよう、最新機器の省エネ効果をチェックしておきましょう。

 

省エネで節約!

さまざまな省エネ・節約術をご紹介しましょう。

・お風呂にふたをする
湯船にふたをするだけで温度低下を防ぎ、湯沸かしの時間を短縮する効果が得られます。
節約効果も大きなものになります。

・お風呂の残り湯を使う
残り湯にはさまざまな使いみちがありますが、一般的な例としては洗濯機での再利用が挙げられます。大量の残り湯を無駄なく利用でき、水道代の節約効果が望めます。ただし、電動ポンプを使用するとその分電気代がかかってしまい、節約効果にはなりません。

・冷暖房中はカーテンやブラインドをする
冷房中でも暖房中でも、カーテンやブラインドを閉めることで室内の温度を逃がしません。窓を全て覆うサイズで、カーテンは厚手の生地のものがベストです。

 

省エネガス機器のご用命はもちろん、LED照明や省エネ家電製品へのお取替えも、お気軽にフジプロにご相談ください。

(資料出所/CFCほか)


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