/ 5月号 |
●今月のおススメ家電はこちらへ |
●住まいのチェックポイント【キッチンの事故防止】 |
ハイカロリーのLPガスは料理にぴったり。でも、使い方を誤れば、思わぬ事故につながりかねません。揚げものや天ぷら料理の最中に電話。ついうっかり長話をしているうちに、お鍋の油が過熱して炎が上がっている……そんな経験はありませんか。
|
つい、うっかり……でも、火災にならないガス器具のご利用を |
家庭での火災原因で多いのが、こうした料理中の油の過熱による火災。一般には「天ぷら火災」と呼ばれています。揚げものや天ぷらなどの料理中は台所から離れずに。電話などで止むを得ずその場を離れるときは、しっかりとガステーブル(コンロ)の火を消しましょう。でも、やっぱり人間、ついうっかりということもあります。 ついうっかりでも火災や事故にならない、安全装置付のガステーブル(Siセンサーコンロ)が普及しています。天ぷら火災を防ぐ「過熱防止装置」、立ち消えすると自動的にガスを止める「立ち消え安全装置」などなど。安全なLPガス器具で、思う存分お料理の腕をふるってください。 |
ガスコンロの安全装置 |
・天ぷら油過熱防止装置 |
CO中毒防止の日頃の心がけ |
窓を開けて新鮮な空気を取り入れる! 全国2,500万のご家庭で愛用されるLPガスは、安心でクリーンなガスです。しかし、酸素の不足からガスが不完全燃焼を起こすと一酸化炭素(CO)が発生し、生命に危険を及ぼすことがあります。 たとえば密閉された室内で開放燃焼型のコンロやストーブ、または排気筒のない瞬間湯沸器などを使用すると、空気中の酸素が消費されて減少し、不完全燃焼を起こします。これによって一酸化炭素が発生し酸素欠乏状態を招きます。ひどい場合には死亡事故にもつながります。これが、CO中毒事故です。 また恐ろしいことに、実際にCO中毒にかかった人に話を聞くと、「何が起こったのかまったく分からなかった。とにかく気がついたときにはとても頭が痛かった」といいます。一酸化炭素は無色・無臭で、空気とほぼ同じ重さ、また水に溶けにくいというやっかいな性質をもっています。つまりCO中毒症状が進んでいることに気がつかないのが普通なのです。この恐ろしいCO中毒事故を防ぐために、日頃から次のことを心がけてください。
*インターロック機能 |
◎安全装置付きガス暖房機の交換はもちろん、ご家庭の機器の安全確認も、お気軽にフジプロにご相談ください。 |
(資料出所/CFCほか)