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フジプロ💛住まいと暮らしの安心情報 
リフォーム編 12月号 2019.12.01

 / 11月号 

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●住まいのチェックポイント【お掃除術】

12月になりました。そろそろ大掃除に取り掛かる季節です。今回は、そんな大掃除に備えたお掃除術です。


リビング

まずお片づけします。そして、セオリー通り上(天井・照明)から下(床)へと進めます。

天井、照明、家具は化学モップか帯電式のハタキで。電気製品はOFF状態にします。汚れは固絞りの雑巾か除菌クロスで。フローリングや化学床材は帯電式モップなど、無垢材や畳は抗菌剤・防カビ剤のない吸着剤なしモップを使います。ソファー、カーペットは粘着ローラーが便利。

浴室・洗面所・トイレ

お風呂掃除のポイントは、お片づけと天井。お風呂グッズを要/不要に分け、必需品だけ置くようにします。天井が重要なのは、カビの温床であるため。だから、お掃除はまず、天井から始めましょう。クエン酸を溶かしたモップで拭きますが、本格的には素材を傷めないことを確認のうえ、酸素系漂白剤を使います。洗面所も同様にまず、整理整頓から。

トイレの便器内部は中性洗剤、ガンコな黄ばみや尿石は、注意事項を守って酸性洗剤で。ふたや外側は、傷つかないよう除菌クロスでお掃除。

手洗い部分はほこりがたまりやすく、水道水のカルシウム分も固着しがち。水で湿らせたメラミンフォームのスポンジでまめにお掃除を。

床に飛び散った尿や水滴は臭い・シミのもと。すぐ拭き取る習慣を。

キッチン

キッチンの壁や床は、油料理の都度、キッチンタオルやマイクロファイバークロスでひと拭き。キッチンパネルや床ならこれで十分。タイルやステンレスなら、ぬるま湯を加えた“ホット重曹水”をスプレーし、細部は歯ブラシで。

ガンコな汚れは、湿らせたティッシュを張って油汚れ専用の洗剤をスプレー。汚れが分解してきたら、はがして水拭きします。

ガスコンロの天板は、余熱が残っているうちに、ペーパータオルでひと拭き。グリルは、トングなどを使って火傷しないよう拭きます。これが日々のこつ。本格的には、天板のガンコな汚れは五徳を外してペーパータオルをかぶせ、ぬる湯を加えた“ホット重曹水”をスプレー。歯ブラシなどで落とします。グリルは分解して同様にお掃除。もっとも、最近のコンロは汚れにくくなっています。

調理台の油汚れは重曹で。しつこいときは100円ショップにもあるセスキ炭酸ソーダで。シンクは傷つけないよう、やわらかいスポンジで。排水口はふたとごみ受けを外し、スポンジやブラシでこすります。ときどき、排水トラップもしっかりお掃除を。

お掃除上手になるコツは、すっきりした収納。調理もしやすくなります。そのためには、置き場所の定位置化と、1~2アクションでの出し入れできることが重要です。

収納まわり

押入れの場合、まずは全ての荷物を外に出し、掃除機をかけます。そのあと、雑巾で拭き、から拭き仕上げ。カビは専用洗剤で除去します。

収納まわりで大切なのは、不要物は積極的に破棄すること。また立体的に使い、出し入れがワンアクションでできること。それが、掃除のしやすさにもつながります。ほかの収納まわりも基本は押入れなどと同じ。

階段・玄関

階段の掃除は上り下りで手間がかかりますが、基本は上から下へ。まず軽く掃いたうえで、すみずみの土埃などを割り箸やヘラではぎ取ります。黒ずみは専用の洗剤でブラシを 使ってこすり取り。床面だけでなく、ヘリや手すり、また階段上部に多い明り取りも忘れずに。掃除のついでに、転落事故を防ぐために、放置物などもしっかり除去します。

玄関の土ぼこりなどはブラシも使いつつ掃き、乾かします。頑固な黒ずみはカルシウム分を含むので、専用の洗剤を使ってブラシでこすり洗い。ドアのホコリは水拭きで十分ですが、落ちづらいときは住居用洗剤を薄めて使用します。

玄関はその家・その物件の有り様を反映する顔とか。だから、有り様を見直していけば、自ずと玄関まわりもキレイな顔になるはず。

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(資料出所/CFCほか)


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